SSブログ

不安をあおる趣旨ではありません・・・早期復興のために!! [お役に立てるかな?情報]

 一昨日からの広範囲な巨大地震では、何よりも被災地の方々のご健在と今後の生活が気になるところですが、これだけの甚大な被害があると日本の経済も気になります。ここのところ、巨大地震に関して、変に不安をあおるようなツイッターや、デマのチェーンメールなどが出回っているようですが(おそらく善意と思ってやっている方々もいると思いますが・・私の知人のところにもチェーンメール着たらしいです)、この記事は決してそのような趣旨ではありません。念のため。

 日本の経済と言えば、その指標のひとつには、日経平均株価とかが挙げられると思いますが、ちょっと調べてみました。単純に比べられるものではありませんが、巨大地震と言えば、阪神淡路大震災も思い起こしますが、その震災が起きた1995年の日経平均株価のチャートを見ました。さすがに、被災した1月17日から1週間は1,500円くらい値を下げてしまっています。その直後は少し持ち直してますが、その後はだらだらと値を下げています。だらだらと下げているのは、たぶんドル円為替相場の影響が大きいのだと思いますが・・・どうなんでしょう?そして、年後半はまた持ち直して、震災前の水準になったようですね。

 ◇阪神淡路大震災があった年の日経平均株価 → 日経平均株価日足チャート 1995年

 ◇阪神淡路大震災があった年のドル円為替相場 → ドル円為替相場日足チャート 1995年

 今回も必ずや持ち直しましょう!早期復興のためにも、経済的な観点からも国会議員のみなさんも頑張ってくださいね!応援してます!!私も微力ながら頑張ります!!!


もし、お役に立てたところがあれば、ポチっポチっとお願いします。
↓ ↓ ↓

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

地震、みなさん、ご無事でしょうか [お役に立てるかな?情報]

 こんなに激しい地震は初めて経験しました。ご来場くださっているみなさんは、ご無事でしょうか。また、もし被災されたのでしたら、お見舞い申し上げます。このブログでは何もできませんが、別の場でささやかながらでも、お役に立てればと思っています。

 今回の地震で都心(震度5+)にいてわかったことですが・・

 1)電話通話は、携帯電話も固定電話もつながりにくい(最初の本震直後より、それ以降がかなり不通)
 2)メールは、ほぼリアルタイムでやり取りできた
 3)電車は、全面的にストップして、当日中に復旧できたのは地下鉄ぐらい(しかし、ごった返し・・)
 4)バス・タクシーは、首都高速封鎖などもあいまって大渋滞で機能せず
 5)なんか円高になっている・・保険会社による資金還流だそうです

 と言うことで、連絡を取り合うのはメールがよいみたいですし、家まで歩ける距離なら徒歩で移動がよいかなと思いました。地下鉄だとしても復旧までにすごく待つでしょうし、ものすごく込み合って再び駅閉鎖の路線もあったようです。

 都心にも帰宅困難者の方々がたくさんいらっしゃいますが、交通は麻痺していますし、外は寒いですし、都心でも意外に暗い道はありますし、慣れない道を無理に歩くよりは、暖かいところで明るくなるまで過ごすのが得策だと思いました。

 震源地に近いところほど状況が心配ですが、皆さんのご無事をお祈りします。


もし、お役に立てたところがあれば、ポチっポチっとお願いします。
↓ ↓ ↓

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

(8)事業コンセプトの策定・・・つぶやいて、つぶやいて! [なんちゃってコンサルティング]

前の物語はこちら

 前回、事業コンセプトは、”~の場所”と言うようなものにしよう、と言うところまで決めましたが、どうも知人も私もぴんときません。これは、やはりまだまだターゲット顧客の生活イメージがつかめていないからではないかと考えました。そこで、書籍「実戦マーケティング思考」でヒントをもらった”つぶやき”をやることにしました。

実戦マーケティング思考 「論理思考&イメージ発想」スキルを鍛える7つのツール

実戦マーケティング思考 「論理思考&イメージ発想」スキルを鍛える7つのツール

  • 作者: 佐藤 義典
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2009/03/21
  • メディア: 単行本

 ただ漫然とイメージ思考でつぶやくのはモレ・ダブりが多くなりそうですので、そこは論理思考で切り口を決めてつぶやくことにしました。前々回の記事の通り、ターゲット顧客を考えると、時間軸を短期のサイクルで切る切り口がよさそうですし、平日と休日で生活パターンが大きく異なりそうですので、平日と休日におけるつぶやきをしてみることにしました。

 やはりここは、知人がまさに典型的なターゲット顧客ですので、リアルなつぶやきを聞くことができました。この点は、今回のコンサルティングの大きな救いです(笑)。顧客が朝起きてから夜寝るまでの行動を時系列にイメージし、その時間・場所・状況でなんとつぶやくのかを挙げていきました。まあ、いろいろと知人はリアルにつぶやいてくれたのですが、その中のつぶやきで、知人と私ともぴんとくるつぶやきを見つけました。なんともターゲット顧客をうまく象徴するようなつぶやきでしたし、知人のごく周囲にいるターゲット顧客層の人も同様なつぶやきをよくするそうです。そして、リアリティのために、今後は、”ターゲット顧客”と呼ぶのでなく、”○○○とつぶやく人”と呼ぶことにしました。ブログでは”ターゲット顧客”にしておきます。

 そして、この言葉をつぶやくターゲット顧客が求める本質的な価値が何なのかを検討し始めました。ここにおいては、様々な体験・経験によるひらめきや直感力がものを言いそうですが、そのひらめきや直感というのは、実は、論理的に考えて考えて考え抜いた時に生まれる、ということがあります。つまり、非論理(ひらめき・直感)は論理の対極にあるのではなく、非論理は論理の延長にあるとも言えるかと思います。ちょっと哲学的ですが、このような体験論は書籍「なぜマネジメントが壁に突き当たるのか」の中でも語られています。この書籍は、マネジメントの技術でなく心得と言う観点で、とても心に響くものがあります。

なぜマネジメントが壁に突き当たるのか―成長するマネジャー12の心得

なぜマネジメントが壁に突き当たるのか―成長するマネジャー12の心得

  • 作者: 田坂 広志
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本

 今回もその非論理への延長が起きました。知人と議論して議論して議論している中で、ぽっと”○○の場”というのが出てきたのです。これがどうして出たのかは論理的には説明できませんが、そういう状況の中で生まれたものです。議論が白熱しましたので改めて落ち着いて考えてみましたが、ターゲット顧客に提供する中核的価値(コンセプト)として、この”○○の場”は、なかなかしっくりきました。というところで、これをひとまず1回目のイテレーションでのコンセプトと決定しました。今後は、このコンセプトを実現するための差別化施策を考えるプロセスへと突入する予定です。


もし、お役に立てたところがあれば、ポチっポチっとお願いします。
↓ ↓ ↓

◇ ご紹介書籍リスト ◇
・ 実戦マーケティング思考  ISBN : 978-4-8207-1744-7
・ なぜマネジメントが壁に突き当たるのか  ISBN : 4-492-52124-0
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

(7)事業コンセプトの策定・・・簡単にはいかない!! [なんちゃってコンサルティング]

前の物語はこちら

 前の記事のとおり、ターゲット顧客については、さらに明確に具体化できそうですが、その顧客への価値となるコンセプトをいよいよ策定して行きます。ここが難関であることは想定していましたが、やはり時間がかかることになりそうです・・・全体計画上では、以下のプロセスです。

 1.4 事業コンセプトの策定
 1.4.1 競争優位の選択(付加価値指向/コスト削減指向)
 1.4.2 顧客価値の定義

 コンセプトが最初からあったわけではありませんし、競合他社と差別化するという点から言っても、そうそう簡単にコンセプトが出てくるわけはありません。しかしながら、そのヒントはいくつかあります。ひとつは、どんなコンセプトがよいコンセプトかと言う、その要件は様々な戦略論やマーケティング論が参考になりますし、ふたつめは、様々な業界で成功している企業のコンセプトが参考になるでしょうし、みっつめは、前に調べた直接的な競合他社のコンセプトが参考になると思います。

 まずは、よいコンセプトの要件とはどんなものかを知人に説明しました。ここについては、書籍「ストーリーとしての競争戦略」のコンセプトの章が参考になりましたし、「マーケティング戦略実行チェック99」のベネフィットの頁が参考になりました。その他の書籍でもほぼ同じことが述べられていますが、要は、コンセプトが顧客の人としての中核的本性や基本的欲求を反映したものになっているか否か、と言うことです。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

  • 作者: 楠木 建
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2010/04/23
  • メディア: 単行本

書き込み式 マーケティング戦略実行チェック99―理論を実行可能にするチェックポイント

書き込み式 マーケティング戦略実行チェック99―理論を実行可能にするチェックポイント

  • 作者: 佐藤 義典
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本

 ただし、それらは時代背景や社会成熟度などによっても変化するものですから、いつも同じとは限りません。例えば、昔は商品性が差別化ポイントでしたが、だんだん商品そのものだけでなく付随するサービス性が差別化ポイントとなり、昨今ではさらに経験・体験における価値を差別化ポイントとするような動きもあると思います。このあたりについては、書籍「経験価値マーケティング」や「経験経済」などが参考になります。

経験価値マーケティング―消費者が「何か」を感じるプラスαの魅力

経験価値マーケティング―消費者が「何か」を感じるプラスαの魅力

  • 作者: バーンド・H. シュミット
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本

[新訳]経験経済

[新訳]経験経済

  • 作者: B・J・パインII
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2005/08/05
  • メディア: 単行本

 様々な成功している企業のコンセプトについても、書籍・雑誌・ネットを通して調べてみました。そこでわかったのは、やはり昨今成功している企業のコンセプトは、商品やサービスを売ると言うより、経験・体験を売ると言うものに通じるコンセプトが多いようでした。例えば、アマゾンは、今はいろいろなものを売っていますが、”購買の支援”をそのコンセプトにしていますし、スターバックスは、コーヒーとかを売っていますが、”第三の場所”をそのコンセプトにしていますし、ディズニーランドは、アトラクションやイベントを売っていますが、”夢のかなう場所”をそのコンセプトにしています。

 さらに、前に調べた競合他社のコンセプトは、実質的には商品やサービスの一面を表したものが多く、その一面での差別化をしている企業ばかりで、経験や体験と言った面からのコンセプトを打ち出しているところ(かつ、差別化要素全体が一貫しているところ)は、無いと言っていいくらいでした。また、これは以前の記事にも書いたことですが、コンセプトの2次元マップを作ってみると空白領域がある、と言うことがわかりましたので、もしかしたらかなり強力な差別化戦略ができるかもしれません・・・できるかな・・・。

 と言うところで、今回は、説明時間や調査時間が長かったので、事業コンセプトの具体的な検討を進めるところまでは至りませんでした。ですが、なかば強引に、”~の場所”というようなコンセプトにしようということになり、ターゲット顧客が求める場所が、どんな場所なのかを次回考えることにしました。



もし、お役に立てたところがあれば、ポチっポチっとお願いします。
↓ ↓ ↓

◇ ご紹介書籍リスト ◇
・ ストーリーとしての競争戦略  ISBN : 978-4-492-53270-6
・ マーケティング戦略実行チェック99  ISBN : 978-4-8207-4432-0
・ 経験価値マーケティング  ISBN : 4-478-50172-6
・ 経験経済  ISBN : 4-478-50257-9
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

(6)顧客の選択・・・お客様は誰、お客様の生活イメージは? [なんちゃってコンサルティング]

前の物語はこちら

 いよいよ戦略の中心へ突入です。生活者(消費者)をどうセグメンテーションし、どのセグメントをターゲット顧客とするのか、もしくは、顧客としないのか、その選択を明確にし、顧客の特徴・特性を検討しました。そして、この後、そのセグメントでどう差別化をしていくのか、というプロセスにつなげて行くことになります。全体計画上では、以下のプロセスになります。

 1.3 顧客の選択
 1.3.1 顧客の生活イメージ検討
 1.3.2 顧客の全体的目的(顧客価値)検討
 1.3.3 顧客の優先する事・都合検討
 1.3.4 顧客の変化予測

 今回、戦略を策定するにあたっての唯一の救いは、知人自身のような人をターゲット顧客にしよう、と言うことです。また、知人自身だけでなく、知人のごく周囲にも同じような状態の人が数名以上いるようです。ですので、顧客のことを検討する際には、とても具体的に考えることができます。これは、今後のプロセスを含めて、戦略を検証するにも、大きな救いになると思います。小規模な後追いの新規参入事業ですから、徹底的に差別化をしないと勝ち目はありません。その差別化をするには、どれだけ具体的に顧客のことを知っているかがキーになるはずですから。

 また、さらなる救いは、今後、具体的な数値にして調べる必要がありますが、現状のターゲット顧客の全体数はそれなりに大きな人数であることも想定できることと、今の社会情勢からして、将来的にもターゲット顧客数は増える傾向にあることを想定できることです。

 と言うことで、今回の事業領域において、特徴的で重要そうな3つの属性(職位・勤務場所・勤務時間)で生活者(消費者)をセグメント分けしました。そして、最初から結論があったようなものですが、知人自身のような属性値の人をターゲット顧客とすることを明確に決めました。また、その顧客について、30項目以上の属性についてさらに具体化しました。30項目くらいの属性を具体化すると顧客のイメージ画が描けそうなくらいです。その際には、時間軸も考えて、以下のようなタイミングや切り口における属性値の変化の検討もしました。

 ・人生イベント(就職・引退・結婚・出産・・・など、人生で数回以内くらいのもの)
 ・数年毎イベント(昇格・異動・転職・同窓会・・・など、数年に一回くらいのもの)
 ・1年毎イベント(誕生日・結婚記念日・クリスマス・・・など、1年に一回くらいのもの)
 ・半年毎イベント(ボーナス・決算・プロジェクト納期・旅行など)
 ・四半期毎イベント(春・夏・秋・冬など)
 ・1ヶ月毎イベント(給料日・支払い日など)
 ・1週間毎イベント(飲み会・女子会・習い事など)
 ・休日毎イベント(ショッピング・サークル・家族サービスなど)
 ・平日毎イベント(通勤・仕事・家事・食事など)

 いろいろと考えられますが、今回は初回のイテレーションですので、重要そうなものについての検討としました。今回選択した競争市場の特性とターゲット顧客から考えると、時間軸上の切り口では、短期のイベントサイクルがよさそうです。その理由は、商品・サービスの利用頻度が高そうだからです。ですので、次のイテレーションで、この面からのさらなる具体化・詳細化をすることにしました。

 このあたりの考え方・進め方については、書籍「実戦マーケティング思考」がとても役に立ちました。イメージ発想スキルと論理展開スキルの重要性や具体的な方法論が述べられています。顧客の特性・属性を明確にすべしとは、戦略論やマーケティング論でよく言われますが、この書籍くらい具体的な方法論が説明されているのはあまりないのではないでしょうか。ただし、ちょっと作業負荷が高いところもありますので、今回は、顧客の属性項目とその具体的な値を書き出す程度にしました。次回は、この書籍にある、つぶやきイメージやモーフォロジカル・アプローチをやってみようと思います。とても楽しそうです(笑)。

実戦マーケティング思考 「論理思考&イメージ発想」スキルを鍛える7つのツール

実戦マーケティング思考 「論理思考&イメージ発想」スキルを鍛える7つのツール

  • 作者: 佐藤 義典
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2009/03/21
  • メディア: 単行本

 以上のような進め方で、顧客の生活イメージの具体化を進め、さらに、選択した競争市場での商品・サービスを通して顧客は何を実現したいのかという目的を確認し、顧客の生活スタイルにおいて優先する事がどんなことなのかを検討し、また、今後、顧客がどう変化していくのかを検討しました。これらが、この後のプロセスであるコンセプトや差別化施策の検討につながって行くはずです。たぶん・・・・・・・試行錯誤です(汗)。



もし、お役に立てたところがあれば、ポチっポチっとお願いします。
↓ ↓ ↓

◇ ご紹介書籍リスト ◇
・ 実戦マーケティング思考  ISBN : 978-4-8207-1744-7
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。